2019/12/02
慶長6年(1601)に設定された新しい東海道は、はじめ今の港区芝一丁目あたりが起点でしたが、3年後、増上寺前の浜辺などを埋め立て、起点を日本橋へ延ばしました。この時に、今の港区の北東端に、新しい橋が架けられたのだと思われます。新しい幹線道路の延長にふさわしく「新橋」の名をつけたのか、あるいは汐留川に架かるいくつかの橋の中で“より新しい橋”という意味でそう呼んだのかも知れません。
宝永7年(1710)に芝口御門が橋の北に造営され、日比谷から橋の南へ移された町も、芝口と名づけられました。橋も芝口橋と名前を変えましたが、橋の北側を新橋というようになりました。明治になって橋の名を新橋に戻し、明治5年(1872)には日本の鉄道起点「新橋駅」ができたので、新橋は港区側の地名になりました。
明治42年(1909)山手線に現在の新橋駅が「烏森駅」として開業、大正3年(1914)には新橋駅となり、元の駅が汐留駅になりました。昭和7年(1932)、新橋ははじめて当時の芝区の町名となり、昭和40年(1965)住居表示の町名になりました。
ザ ロイヤルパークホテル 東京汐留」は、日本の鉄道拠点としての歴史をもつ新橋駅から徒歩約3分の好立地にあり、快適性と機能性を追求した地域密着型のホテルとして知られています。ビジネス街にありながら各国の料理を楽しめたり、約60箇所のリゾート地やホテル・豪華客船上に展開する「マンダラ・スパ」を備えていることから、飛行機での長時間の移動や慣れない場所で疲れた身体をゆっくり癒したいと思う海外からの観光客にもとくに好評です。
また、新橋駅はJR線や地下鉄を使って都内各方面へのアクセスが良好なうえ、新幹線の乗換駅である東京駅や品川駅に近いため、観光拠点としての利便性も抜群です。
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